山と空と

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山の知識検定

こんばんは。

去る11月15日に山の知識検定(通称ヤマケン?)を受験してきましたが、先日合格通知が届いておりました。

今回受験したのはシルバーで、ブロンズは昨年合格したものです。山の知識検定はいきなり上位資格は取れないため、順番に受験していく必要があります。

それぞれのコースのレベル感は公式サイトに詳しいのですが、シルバーは、

春山から秋山さらに初級の雪山経験者、自ら登山計画を立てて実行できる、初心者に山の知識を教えられる登山者を目指す

となっておりますので、雪山の経験の少ない私には丁度いいレベルであると思います。 

合格点の目安は70点ですが、一方で合格率が70%という基準もあり、そのため今回の合格は65点となったそうです。

試験当日に回答を帰りがけに貰えますので自己採点の結果75点でしたので、どちらにしても合格していましたが。ちなみに数字での選択式です。

問題の配分が、

安全・技術分野40%
動植物、地理、気象分野40%
雑学分野20%

となっており、雑学の分野では知らなくても山には登れるようなものも沢山ありますので、ネットを見ていると検定を受験する意味なんてないのでは?という意見もあるようです。 確かに設問のミスも散見され、、問題の質に若干の不安(?)もあったりします。

私は山に登っていく中で、日本百名山や、地理、雷鳥などの動物、植物相などの自然環境などいろいろと興味を持ち楽しむことも登山の楽しみの一つと捉えていますので、こうした検定に合格することで、自分の経験値を確認できるような気がしています。

もちろん机上の勉強だけで安全に登山が出来る訳でもないでしょうし、一方で読図や雪崩に関する知識などはきっちり学習しておいた方が良いと思いますので、そのバランスが大切で、一つの目安になればいいと思います。

 

という訳で、今の自分のレベルではシルバーで良いかなと思っていますが、ぜひ自分の知識を客観的に知る意味でも一度受験してみてはいかがでしょうか。

合格のカードを見せびらかしても「それで?」となってしまうかもしれませんが、実は一般社団法人日本アルパインガイド協会のガイド資格の机上試験免除の特典があったりします。

ただ、今のところ毎年一回だけ、しかも東京と大阪のみで行われていますので(つまり、受験者はまだまだ少ないのでしょう)、目指すのであれば1年後になりますが、、、、。

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