富士見平小屋でテント泊→金峰山・瑞牆山登山が楽しい!
こんばんは。yamasoraです。
2019年5月、友人のテント泊デビューに金峰山・瑞牆山へ行ってきました。
テント泊デビューで行くならどこ?と言われると、いくつか候補が思い浮かびます。
確か、私のデビューは雲取山だったかと思います。
本格的な山小屋デビューは雲取山*1でしたし、テントを担いで雲取山荘まで行ければ北アルプス登山の練習にもなると思い、そうしたような気がします。
ただ、最初から長時間重いテント入りザックを背負わなくても楽しめるところはいくつかあると思います。北アルプスだと雷鳥沢とか徳沢とか、南アルプスだと北沢峠とか、八ヶ岳なら赤岳鉱泉とか。
ここ、富士見平小屋のテン場も登山口から小一時間の適度な登りで、そしてそこをBC*2として金峰山・瑞牆山という2つの百名山にアクセスできるというベストロケーションに位置するのです。
この日は天気が良く、梅雨入り前ということもあってか、駐車場はいっぱい。林道も路上駐車で溢れています。バスの場合は韮崎駅からとなります。
10時にみずがき山荘のある登山口を出発。しばらくはなだらかな道が続きます。
ツツジも咲いています。
しばらく登っていくと、正面に瑞牆山が見えます。
寄ってみると、山頂に登山者が見えます。
登り始めて約50分、あっという間に富士見平小屋です。
早速手続きを済ませて、テントを張ります。私のは左手のオクトス アルパインテント。
友人は、MSRのハバNXだったかな・・・
小屋からすぐのところに、冬も枯れないという水場があるのでそこで水を調達。冷たくて美味しいです。
水を汲んだら、11:30頃、不要な荷物をテントにデポして、金峰山を目指して登っていきます。実はこちらのルートから山頂を目指すのは2度目なのですが、前回は時間が足りず吹上の頭で折り返しています。
大弛峠からのルートで山頂を踏んでいます。
50分ほど歩みを進めていくと、上の方に見えるのは、金峰山の山頂の五丈石ではなく、大日岩。山頂はまだまだ先です。
大日小屋。素泊まりの無人小屋ですが、富士見平小屋で管理しているので宿泊料金はそちらで支払います。テントも数張は張れるようです。
しばらく歩くと、雪をかぶった山々が遠くに見えます。南アルプスかな・・?
大きな岩の上を登っていきます。鎖がありますが晴れていればそのまま登れます。雨が降ると滑るかもしれませんね。
この登っている岩が大日岩みたいです。
まだしばらく樹林帯を進んでいきますが、割と背が低く細めの木々です。
14:15頃、砂払いの頭あたり。森林限界を超えてハイマツ帯となります。
広く見渡せます。
瑞牆山も見えます。
稜線の左手、長野側には金峰山小屋が遠くに見えます。こちらの食事は、ワイン付きの美味しい夕食が出ると聞いているので、いつか泊まってみたい。。
実はこのあたりからシャリバテ?で眠気が襲い、あまり写真を撮っていません(笑)
まあ笑い事ではないのですが、、
ということで、15:20に山頂。
三角点タッチは欠かせません。
大弛峠・国師ヶ岳方面。一度は奥秩父主脈縦走をやってみたいものです。甲武信ヶ岳や雲取山を踏んで奥多摩駅まで歩いて行けます。
山頂から戻って、富士見平小屋には18時。シャリバテをしたこともあり、少し時間がかかりました。日が暮れる前で良かったですが、もう少し朝のスタートは早い方が良かったかもしれません。
なにはともあれ無事到着ということで、富士見平小屋で売っているビールで乾杯。
テン場はいい感じで混み合っています。
翌日は朝から瑞牆山を目指します。
6:30頃、テン場を出発。ブレブレですみません。。しばらくは軽いアップダウンで、その先は渡渉がある川まで降っていきます。
天鳥川を渡ります。
桃太郎岩。桃が割れたかのようにパックリと大きな丸い岩に亀裂が入っています。
しばらく登っていくと次第に急な登りとなっていきます。
大ヤスリ岩。ロッククライミングをしている人たちも見かけます。
出発から1時間20分ほど経過。山頂に近づくとハシゴがあります。
8時に山頂へ到着です。
今日も天気が良く絶景です。こちらは八ヶ岳方面。
こちらは南アルプス方面だったかと思います。
そしてみんな大好き富士山。
金峰山山頂も遠いです。
この後、富士見平小屋へ戻りテントを撤収、下山しました。
5月のまだまだ涼しい新緑の時期、天気も良く快適な山行でした(1日目のシャリバテは置いといて…)
《今回の撮影道具》