祝・第1回山の日!そうだ、山へ行こう。
いやー嬉しいですね。
今年から祝日が1日増えました。そう、山の日です。
IT系の会社や企業の情シスさんなんかは、システムの対応大変だったりしたかもしれないですね。まあ、知名度不足なのか、「こんなところに休みあったっけ?」って言っている人もいましたが。。
それはともかく、山の日に山に行かない訳にはいきません。祝日法にも「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことが趣旨とされていることですし。
今回は、友人知人を中心にFBでグループを作っている「山の会(仮)」メンバーで南八ヶ岳は赤岳を目指すことにしました。
このメンバーで去年から活動していますが、あまり山に登ったことがない人も多く、少しずつステップアップを目指していて、八ヶ岳はちょっとチェレンジングな企画ですが、スキルはこれでかなり上がることと思います。
私自身は、夏の南八ヶ岳は3年ぶり。赤岳は去年の3月に冬山を登っています。
今回は、レンタカーで都内を出発。美濃戸口から林道を走り、途中のやまのこ村という山荘の駐車場に車を止めて5:30くらいに出発です。
駐車場は1日1,000円で、予約&郵便振替で確保しておきました。
しばらくはまだ車が入れるため、広い道が続きます。
八ヶ岳らしい苔むした森。
赤岳というだけあって、川も赤いです。
途中赤岳鉱泉を経由して、硫黄岳方面へどんどん高度を稼いでいきます。
硫黄岳のなだらかな稜線が見えてきました。小さくケルンも見えます。
赤岩の頭。左が硫黄岳山頂です。
もうすぐ硫黄岳山頂。
着いた!向こう側は切れたった崖になっています。
これは爆裂火口といって、噴火で吹き飛ばされた火口ということです。
すごいところにケルンと登山者。遠くは根石岳から北八ヶ岳方面でしょうか。
硫黄岳のなだらかで広い山頂を進みます。ガスった時に遭難しないよう、一定間隔でケルンがあるようです。
硫黄岳山荘(写真右)で昼食を摂ったあと、横岳方面へ登っていきます。
コマクサの群生地です。燕岳に負けないほどたくさん咲いています。
横岳の稜線。このあたりからかなりアップダウンが続きます。
3年前のことはあまり覚えていない。。。
みんなで頑張ってクサリ場やハシゴを超えていきます。
高山植物が励ましてくれます。
赤岳展望荘が見えた!がかなりガスってます。。
休憩していると現れたイワヒバリさん。逃げずに近くをウロウロ。
着いた!赤岳天望荘です。
ご飯はビュッフェ形式。なぜか取る順番がデザート(杏仁豆腐、ミックスフルーツ)からです。おかずのお肉をいっぱい取られないようにかな?炊き込みご飯と豚汁も美味しい。
この後日の入を見る予定でしたが、ずっとガスの中。
日テレのnews every. の取材スタッフが学生のボッカを雇ってドローンを運び上げていたのですが、全然ダメでした。中継だけしたようですが。
夜の星空も全然ダメ。1年前は燕岳で堪能したペルセウス座流星群も、8/12に極大を迎えるということで期待していたのですが・・・
という訳で期待半分、朝起きてみると・・・
見事な雲海!
富士山もはっきりと見えます。
地蔵の頭あたりにもご来光待ちの登山者が。
昨日の日テレドローンも飛んでました。
ちゃんと見なかったけど、DJIのInspire 1だったかな?
雲が明るく輝いてきました。
そしてご来光。
iPhoneのタイムラプスで。
ご来光の後は、朝食。こちらもビュッフェ形式で食べ放題。
今日も快晴です!
これから赤岳山頂を目指すはずが、残念ながら今回はお預け。理由は後ほど。。。
コース変更して、地蔵尾根を下っていきます。急登でガレて今すが、整備されています。
一気に下り、行者小屋で休憩。
登山道を下って駐車場まで戻りました。
さて、今回赤岳を諦めた理由は。。。
今回初参加メンバーが借りてきた登山靴がパックリ。完全にアウトソールが剥がれてしまいました。
加水分解で起きる現象で、数年経てばどんな登山靴でもリスクがあるわけですが、なかなか事前にここまで注意できないですね。
という訳で応急処置の絵。
ダクトテープ+結束バンドでつま先を止め、かかと部分は細引きで足首との間を結びました。ダクトテープはあまり意味がなかったようですが、結束バンドと細引きはなかなかの仕事をしてくれました。
エマージェンシーキット、レスキューキットは、何があっても良いようにグループ登山の場合は合計1kgくらいをいつも持って行くことにしているのですが、役に立ちました。やはり備えあれば憂いなし、ですね。
そんな訳で応急処置の経験ができた今回の山行ですが、初めての登山で辛い思い出となってしまったかもしれません。。次回は楽しい山にしたいと思います!!
《今回の機材》
(おまけ)
行者小屋番長カモシーなるキャラクターがいるのですが、なかなかシュールです(笑)
Tシャツ買ってきちゃいました。