山形遠征で日本百名山を2座制覇(2016.9 月山・蔵王)
(2020.5.9更新: https化に伴い、一部リンク等を更新/削除しました)
前回の更新(9/7)からはや2ヶ月以上経ってしまいました…^^;
こちら以来ですね。
お仕事がちょっと忙しくなったり、山に行ったりで更新サボっちゃいました。
さて、その間に登った山や道具について少しずつ記事にしていきたいと思います。
今回は、9月に登りました、山形の月山と蔵王。
はじめに申し上げておきますが、ガスばかりで景色はほとんど写っておりません。。。スミマセン。
今回は某学会に情報取集ということで山形市内へ出張だったのですが、そのついでに行ってきちゃいました笑
山形新幹線・つばさで山形へ。
学会の翌日。山形市内の天気は良さげ。遠くは蔵王山か。本日は月山へ向かいます。カーシェアを使い、山形市内より下道で1.5時間くらいです。
…月山スキー場の駐車場に着いたら、なんと雨。
そう簡単に山形へ来れないので、へこたれず月山ペアリフトに乗ります。
片道約15分、往復1,080円。
山頂駅。ガスガスです。。。
山頂の小屋。自販機がありました。ここから約1.5時間のコースタイム。
何も見えません。
何も見えません。
何も見えないまま、山頂への登り。
お地蔵さん。山頂はもうすぐです。
山頂の頂上小屋が見えてきました。
山頂の境内の中は撮影禁止。お祓いを受ける必要があり、500円をお納めし、人形(ひとがた)をいただいてお清めします。写真に写っている手前の小屋で、参拝者は休憩ができます。
景色も堪能できず、下山の途へ。
ナナカマドの葉でしょうか。これから紅葉になりそうな感じではありますが…
りんどうでしょうか。
再びリストで下山。
下山後は、途中の「水沢温泉館」に立ち寄りました。入浴料金300円とかなり安い。新しい施設でよかったです。
ということで、初日はかなり残念でしたが、翌日の蔵王に期待です。
翌朝。朝焼けです。雲多し。
山形駅から本日もカーシェアで約30分、蔵王ロープウェイに到着。
蔵王山麓駅からスタートです。
まずはこちらのロープウェイから。
ちょっと雲が多いですね。
駅から降りてすぐのところに、大きなお地蔵さんがお出迎え。
地蔵岳を巻いていく木道ルートが見えます。
今回は地蔵岳の山頂を踏む、直登ルートを選択。
さっきのお地蔵さんが見えます。
あっという間に山頂。向こうが蔵王方面。
木道など、観光客が多いからか歩きやすいルートです。
姥神さま。
このような説明がありました。
姥神 ヤマンバさま
蔵王の主峰、熊野岳の山頂に『熊野神社(現在の蔵王山神社)』があります。その山頂に至る登山道、神社への参拝道で最後の上り口にあたるこの場所は、「ワサ小屋跡」と呼ばれ、おワサさんという老婆がここにあった山小屋の番をしており、参拝者の面倒をみていたといわれています。この土地は蔵王山神社地とともに山形市下宝沢の神保神官が司る敷地で、ひと頃は参拝者に対してここで水を提供していたといいます。
その昔、三途の川のほとりで衣をはぐという婆という伝説があり、そこから先は「女人禁制」であったという言い伝えがあります。立ち膝にギョロ眼、大きく開いた口の端から牙をむき出して、入山するものをとがめているようです。
この姥神、通称ヤマンバ様の石像がここにいつの頃から居るのか、いつ首が無くなったか、つい最近まで誰にも知られずに、積まれた石の下に埋もれていました。祓川登山道の分岐点を標す「首なし姥神さま」に、あらためて頭・顔部を再生しようという機運が上がり、このたび晴れて開眼と相成りました。
途中から熊野岳へ直登するルートと普通のルートがあり、直登ルートを選びましたが、ペンキの指導標があるだけで、踏み跡のわかり辛いガレ場が続きます。
山頂はガスの中でなかなか見えない中、気がつけば熊野神社へ到着です。
斎藤茂吉の歌碑。
この馬の背ルートは火山周辺警報の解除を受け、2016年7月1日から通行可能となったようです。現在は噴火警戒レベル1で落ち着いていますが、注意喚起を行っています。
歩いて行き、馬の背ルートを進んでいきます。御釜が見えるはずですが…ダメですね。
途中にも避難の案内がありました。
どう考えても重力の方向と合っていない。
伊達宗高公の何とかという碑です。
観光客の方々はここまで車で来れますが、皆さんが見つめる先の御釜は相変わらず見えません。。。。。
私は再び馬の背をロープウェイ方向へ戻りましたが、その途中でやっと御釜が!
木道を下っていきます。
下山、そして蔵王の大露天風呂へ。
PH1.9の強酸性泉です。源泉掛け流しで素晴らしい湯です。硫黄の匂いもすごい。
シャワーがなく、頭を洗えないのが辛いですが。。
という訳で、かなり残念な山行とはなりましたが、百名山を一気に2座制覇ということで、良しとします(^^)
また天気が良い時に再チャレンジしたいですね〜。
《今回の撮影機材》