登山靴とザックを買い替えました
約2年前に買ったテン泊縦走〜冬山向けのブーツ。
ICI登山本店で購入した、AKUのTerrealte GTXです。
ご存知のICI独占販売のブーツですが、現在も45,000円で販売されているモデル。
約2年の使用で、ソールが結構減ってきました。角が丸くなってしまい、グリップ力がかなり無くなってきたようで良くスリップするようになりました。
ソール交換の見積もりを出したところ、ソールの張り替えとランドラバー(縁を巻いているゴム部分)の張り替えで約2万円とのこと。
このソール(Vibram Muraz)は岩稜帯向けのため、つま先にもCLIMBING ZONEという部分もあるのですが、グリップ力を高めるため、柔らかめのゴムを使っているようです。3年も経たずしてソールがすり減ってきた要因はここにもあるかも。
実はこの靴には一つ不満があって、それはつま先が狭いこと。
そして下りでは爪が当たるわけではないものの、狭いところに押し込められる感じになってしまい、靴の中で踏ん張っている感じになってしまっていました。
それでも靴擦れを起こすこともなく、快適な山行を助けてきてくれました。
ソールを張り替えてあともう一回履くか、別のものを探すか。。。
という訳で、他の登山靴も見て回りました。
同じAKU社の新作、YATSUMINE GTXも日本の名前を冠しているだけあって、とても足入れ感の良い登山靴でしたが、今回は別メーカーの登山靴を購入という判断となりました。
LA SPORTIVA(ラ・スポルティバ)のKARAKORUM(カラコルム) HC GTXです。
神田のニッピンで一目惚れ。かつ完全なる予算オーバー(涙)。ソール張り替え代の約3倍の出費。。
かなりハイカットの重登山靴ですが、足入れ感はこちらもかなり良く、安心して重い荷物を背負えそうな気がしました。
特徴としては、このストッパー付きのD環(写真中央)。甲の部分と足首の部分の締め具合を分けることができます。
主に、ペルワンガー社の2.8mm厚ヌバック革が使われており、なかなか頑丈そうです。
メンテにワックスを使いオイルドレザーにするか、このまま風合いを活かして使うかは考え中です。。
アウトソールはIMPACT BRAKE SYSTEM(インパクトブレーキシステム)という、ソールの接地を斜めにすることで衝撃吸収力や滑り止めの力のあるソールを採用しています。
踵にはセミワンタッチアイゼン対応のコバ。
SIMOND(シモン)のマカルーミックスも綺麗に装着できました。
インソールは純正は結構ペラペラでしたので、superfeet(スーパフィート) メリノグレイに。こちらはグリーンのものにメリノウールが貼り付けてあり、結構分厚い。ちょっと失敗したかも。
ちなみに、先日ザックも買いました。
左のkarrimor ridge 30 type3です。今年モデルチェンジしました。背面長で3モデルあります。
これまで使っていたのは、セールで入手したphenixのTORRES 35-40というモデルで、容量が少ないと天蓋がずれるのが気になってしました。
ridgeは様々な改善がされているようで、背負い心地も良く、初心者からベテランまで広く使えるモデルだと思いました。
というわけで、現在のザックコレクションはこんな感じ。メインはカリマーとなりました。