山と空と

山に行ったお話や、道具、写真、日常など

DJIの新型ドローンMavic Proは山での空撮のおトモになるか!?

(2020.5.9更新: https化に伴い古いAmazonへのリンクを削除しました)


こんばんは。

 

ここしばらくドローンが話題になりますね。

墜落事故や法律の話、云々と色々とありましたが、航空法が改正されたりしてルールも整理されつつあります。

ドローンの醍醐味に、美しい空撮があるかと思いますが、登山でも活用できると思います。NHKで放送された、田中陽希さんの日本百名山でも美しい空撮映像が撮られていました。

そこで、私がこれまで入手したドローンのご紹介と、実際飛ばすのはどうなのか、ということについて書いてみたいと思います。

 

もともとは、とある忘年会でトイドローンをゲットしたことがきっかけでした。

京商エッグのクアトロックスアイというモデルです。

しばらく室内で飛ばしていましたが、高さはプロポで自分で調整しないと安定しませんし、風にも簡単に流されますので、外で飛ばすのは怖いものだと思っていました。
(一度外で飛ばしてみましたが、なかなか大変)

カメラも画質は悪いですしね。。安いので当然ですが。

 

その後、Parrotというフランスの会社から、Bebop2 Droneというドローンが販売されていることを知り、こちらを購入しました。

 私が購入した際は10万円以上してしましたが、2016/11/29現在、77,760円まで下がっていますね。コントローラーなしモデルもあります。(本体は同じもの) 

 

コントローラー(Skycontroller)があると、操縦が簡単ですし、長距離(約2km)電波が飛ぶとのことですが、私が試した際はそこまで長距離電波が飛ぶ感じではなかったです。

本体は500gと軽量ですが、いかんせんSkycontrollerがかさばるので、山に持っていくのであれば本体と、スマホに入れたコントローラーアプリで操作をするのが良いかと思います。


GPSや下方へのカメラが付いていることで、安定した飛行を可能としています。緊急時にはボタンを押すことで元の場所へ戻ってきます。

中禅寺湖で朝撮影してみましたが、こんな感じです。

中禅寺湖の朝2016.10

本体だけなら500gですし、登山に持っていくにはこのモデルしかない、と思いながらも、なかなか山に持っていく出番が無いまま時が過ぎていきました。天気が悪かったり、自治体関係に聞くと飛行禁止となっていたり。。。

 

そうこうしているうちに、驚きの新商品がドローンの雄、DJIから発売されました。

DJI Mavic Proです。

 バッグや予備バッテリーなどがついたセットもあります。

 

まだ生産が追いついていない状況で、人気のほどがうかがえます。現在(2016/11/29現在)でもまだ注文してからしばらく時間が掛かるようですが、私のところへは注文から約1ヶ月で届きました。

折りたたみ式のドローンで、非常にコンパクトです。

変形させるとドローンの形になります。重さは本体が740gほど。畳んだサイズは500mlペットボトルほどと例えています(実際はもうちょっと大きいかも)。

カメラ。4Kの高画質動画が撮影できます。また、いわゆる3軸ジンバルを搭載しており、ブレを吸収してくれます。

リモコン。非常にコンパクトで、利用する際に下にスマホをつけてモニターとして使います。

早速、古河市にあるドローン練習場にお邪魔してきました。

ドローン練習場がオープンしました。 | 茨城県古河市公式ホームページ

無料で利用できる、ありがたい練習場です。
ただし、利用申請が必要です。(事前に予約などは不要なようです)

早速飛ばしてみます。

非常に安定しています。

なかなかカッコいいですね!!

 

この時撮影した動画です。非常に安定しており、綺麗な動画が撮れますよ。


【4K】古河市ドローン練習場にてDJIのMavic Proを飛ばしてみた

 

このMavic Proですか、前方、下方にセンサーがあり、前方センサーで障害物を検知し回避したり、回避が難しい場合は止まる機能もあり、安心です。

また、Active Trackingという機能で、人を画像認識し追跡しながら撮影してくれる機能や、ドローンに向かってジェスチャーをするだけで写真を撮ってくれる機能など、レジャーユースに使える楽しい機能がたくさんあります。このあたりは追々撮影して紹介したいのですが。。。
バッテリーは1本で、25分前後飛ばすことができます。

機能は製品サイトに色々と紹介されております。
Mavic - Wherever you go


それから、風についてはある程度は耐えてくれますが、やはり突風には弱いようで、地上の風速にはなってしまいますが、以前ご紹介したこともある、ウェザーニュースから頂いた気象計を使用しています。

 

ですが、こちらのドローンも、まだ山に持って行けておりません。。。

私が事前に問い合わせたところでは、八方から唐松岳への登山道は地元関係者のルールでNG、赤城山あたりは群馬県立公園のためNGという話で、尾瀬は周りの人に注意して撮影してくださいとのことで、大丈夫そうでしたが天候不良で行けず。(不要なトラブルを避けるためにも、飛ばす際は必ず関係各所に確認してください)

 

実際のところ、航空法その他のルールや、問い合わせないと分からないローカルルールなどを気にしたり、またドローンが人目についてしまうことから、なかなか気軽に飛ばせるとは言えない状況だと感じます。まだ周りの理解も追いついていない状況だと思います。

私自身は飛ばして問題ないところを探して練習をしたり、ドローン検定(無人航空従業者試験)の取得を目指したり(特に免許ではないのですが)、国交省に夜間や目視外飛行などの申請を目指し、色々と調べたりしております。

 

ドローンが普及し、もう少しルールが明確になってくれればいいなと思う今日この頃です。

THETAやGoProなどを、既に登山での写真に導入しておりますが、こちらも早く活躍させたいと思います。乞うご期待(^^)/