山と空と

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ヘッドライトの新旧交代(2016年版)

(2020.5.9更新: https化に伴い、一部リンク等を更新/削除しました)

 

こんにちは。

今年の初めに書いたこちらの記事が、ずっと当ブログのアクセスランキング1位を保っているようで。

 

yamasora.hatenablog.jp

 

ご存知かもしれませんが、Black Diamond(ブラックダイヤモンド)社からは今年新モデルが発売されており、早くも記事が古い内容になってしまっておりました。

そのまま放置する訳にもいかないと思い・・・

こちらを購入。2016年モデルのSPOTです。
全くデザインもリニューアルしました。

カラーは全5色ありますが、アルミニウムを選択。 

ざっと分かる機能的な変更点は、

・明るさが130ルーメンから200ルーメンへ
・防水性能がIPX4からIPX8へ

というところでしょうか。

ワンタッチで最大照度となるPOWER TAPやレッドLED、ロック機能、ディミング(明るさ調整)、ストロボなどの基本機能は変わっていません。

重さは単4電池3本込みで88g。

メーカー(代理店)の製品紹介サイトはこちら。
http://www.lostarrow.co.jp/CGI/products/detail.cgi?seq=000609

 

並べてみるとこんな感じ。(左:旧モデル 右:2016モデル)

昔のはガンダムっぽい感じでしたが、四角い普通の?感じになりました。
素材も旧モデルの白い部分はプラスチックの少し安い感じでしたが、新モデルはラバー系の塗装がされているようで良い感じです。

正面から。

斜め上。

上から。旧モデルではザックに入れておくとロックしているにも関わらず、勝手に点いてしまう(長押しだけで解除されてしまうので)ことがよくあり、ミニタッパーに入れていたわけですが、原因としてはボタンが出っ張っていたことがあると思います。
新モデルは飛び出ていないため、勝手に電源が入ってしまうリスクは減少したように思います。

メインLEDの明るさ比較。左:旧モデル、右:新モデル(以下同様です)

フルパワーです。旧モデルはメインLEDのみですが、新モデルの場合は、フルパワーでメイン・サブ両方のLEDが点灯します。
旧モデルは真ん中あたりが黄色く見えるのが気になりますが、新モデルは綺麗なホワイトです。多少新モデルの方が明るいでしょうか。

こちらはサブLEDのみの場合。混ざってしまいよくわかりませんが、そこまでの差はなさそうです。

赤LED。こちらも比較に適さない写真になってしまいました。
が、旧モデルは割と中央に集光されて全体がわかりづらかったのですが、新モデルは光を拡散させるようになっており、広い範囲を確認できるようになったと思います。使い勝手が良いのは新モデルです。


また防水性能ですが、旧モデルのIPX4は防沫形(あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない)ですが、新モデルはIPX8の水中型(継続的に水没しても内部に浸水しない)となっています。この違いによる安心感はかなりあると思います。ですが、電池ボックスには旧モデルと同様、パッキンなどもなく不安になってしまいますが、販売代理店のサイトには、

電池ボックス内に水が浸入しても正常に作動するように設計されています。
雨天使用後や水没後は電池ボックスを開け、電池を取り出し、十分に乾燥させてください。 

http://www.lostarrow.co.jp/CGI/products/detail.cgi?seq=000609


とあり、水が入っても問題なく動作するということです。

 

着実に進化を遂げるBlack Diamondのヘッドライトです。
(毎年モデルチェンジされると困るな・・・)