山と空と

山に行ったお話や、道具、写真、日常など

厳冬期の西穂独標(後編)

前回の記事に続きまして。

yamasora.hatenablog.jp

今回は2日目、後編です。

朝。テントは中も外も霜が付いています。テント内のコーラも凍っていました。

もちろん、凍っては困るコンタクトレンズやカメラやスマホ、バッテリーなどはシュラフの中に入れておきました。

そして、美しいご来光!

 太陽がほんのり暖かさを届けてくれます。(THETA S にて)

西穂山荘からのご来光 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

 

山小屋にも朝日が当たります。そして出発準備をする皆さん。

 こちらの方へ登っていきます。

なんという天気!ピーカンの快晴。遠くまで見渡せます。

まずは丸山。ちっちゃく山頂の柱が見えてきました。広い稜線。

ここが山頂。ここまでは危険な場所はありません。

この先、右側から2番目のピークが独標でしょうか。おそらく20m/s近くの強風が吹いており、無理せず行けるところまでと決めて進んでいきます。

もう目の前まで迫ってきました。こちらが独標です。

取り付いている登山者が見えます。ピッケル必須の核心部です。距離はあまりありませんが、実際取り付くと結構な斜度があるように感じます。

そして山頂。独り占めです!

上高地方面。河童橋も見えます。 

富士山も見えます。

こちらは乗鞍・御嶽方面。

そして、笠ヶ岳方面。

 全天球画像はこちら(THETA S)

西穂独標にて #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

 

 

名残惜しいですが、山頂を後にして引き返します。

 

途中、小さな雪庇を発見。

もうすぐ山小屋です。

 

テント撤収後、今回のもう一つのお楽しみ。西穂ラーメンを食べました。冬はやっぱり味噌あじです。

下りのロープウェイでは、槍ヶ岳が見えました。

帰りは平湯温泉「ひらゆの森」さんへ。良いお湯でした。

www.hirayunomori.co.jp

 

ヤマテンさんの天気予報をずっとチェックしていた甲斐もあり、ベストなタイミングで登れたと思います。
翌日には東京も雪が積もる寒波がやってきましたので、当然穂高も大荒れだったようです。

通年営業のロープウェイ・山小屋を活用でき、冬山入門からのステップアップには丁度良いコースだと思います。

さて、次はどこの山へ行こう。。

 

≪今回の撮影機材≫

 

RICOH デジタルカメラ RICOH THETA S 360°全天球カメラ 910720

RICOH デジタルカメラ RICOH THETA S 360°全天球カメラ 910720