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山と空と

山に行ったお話や、道具、写真、日常など

登山と天気

登山 天気

「良く変わりやすい」ものとして、

  • 女心
  • 秋の空
  • 山の天気

なんて言われたりします。
え、「女心と秋の空」でしょ、山の天気は違うよ、という方は山の天気の目まぐるしい変わりようをまだ体験していないのかもしれません。(笑)

 

山の天気ですが、山の稜線を境目に全く違ってたり、ちょっとした時間で全く変わってしまう、ということは良くありますね。

例えば、先日の立山(室堂)ですが、1時間ほどでこんなに変わってしまいました。

2015/9/18 10:47 

2015/9/18 12:04

撮影場所が違うのはご愛嬌ですが。。でも近くから同じ方面を見ています。

実際には30分後ぐらいからガスの中に入ってしまいました。
前者の写真の天気からすぐにガスの中に入る、雨が降るなんてことは普段の生活ではなかなか考えないのではないでしょうか。

その為に「観望天気」というものがあります。自然現象や生物の様子から天気を予測する技術ですが、よく言われるものに、「ツバメが低く飛ぶと雨」なんてものがありますね。

登山者向けの講習では良く、雲の種類などから天気を予測することを教えていますね。私は中々覚えられず、実際の登山の中で活かせていないのですが。。。

先日「山の知識検定」を受けるための勉強で購入した、こちらの本にも天気のパートがあります。

「山の知識検定」公認BOOK 安全登山の基礎知識

「山の知識検定」公認BOOK 安全登山の基礎知識

 

雲の説明だけでなく、天気図の話や気象遭難が起きる可能性のある場合などの紹介もあり、最初に学習するには良いかと思います。他のジャンルも幅広く一通りおさえてあるので、山の知識検定を受験しなくても読んでおいて損のない本だと思います。最近出版されたばかりです。

 

また、山の中ではAMは良く入りますので、NHKラジオ第2で「気象通報」を聴きながら天気図を起こし、自分で今後の天気を予測するというものがあります。昔は1日3回ほど放送していたようですが、今は16時の1回だけとなってしまいました。
スマホがあっても、電波が入らなかったりという可能性を考えると、今も有用です。

私はラジオっ子なので、必ずラジオを持参しています。

ソニーの山ラジオが有名ですが、 

SONY FM/AM PLLシンセサイザーラジオ 山ラジオ R100MT ICF-R100MT

SONY FM/AM PLLシンセサイザーラジオ 山ラジオ R100MT ICF-R100MT

 

 私は、同じソニーの安いラジオを使っています。 昔ながらのアナログなチューニングです。

SONY FM/AMハンディーポータブルラジオ ホワイト ICF-51/W

SONY FM/AMハンディーポータブルラジオ ホワイト ICF-51/W

 

 

ちなみに気象通報の放送内容は気象庁のホームページでも確認できます。

ここの中の「各地の観測値と低気圧や前線の位置」のリンクにあります。

www.jma.go.jp

そしてこちらが「ラジオ用小型天気図帳」。登山者などが利用しやすいようサイズがコンパクトになっています。A5横ぐらいのサイズ。

これに、気象通報の内容を書き写していき、天気図を仕上げていきます。

 

ラジオ用小型天気図帳

ラジオ用小型天気図帳

 

 他に初級者用のNo.1と通常版のNo.2があるのですが、Amazonでは現在No.2しか扱いがないみたいです。違いは気象通報の内容をメモしておく欄の有無。

まずはこちらを購入して気象庁のサイトを元に天気図を起こし、慣れたら気象通報、小型天気図帳へとステップアップするのが良いと思います。

ラジオ用天気図用紙 no.2―NHKラジオ第2放送気象通報受信用 地上天気図

ラジオ用天気図用紙 no.2―NHKラジオ第2放送気象通報受信用 地上天気図

 

 

最近は、インターネットやスマホを活用している方も多いと思いますが、私は最近は「ヤマテン」を利用しています。先ほど紹介した本の天気の部分の著者でもある、山岳の気象の専門家である猪熊さんが運営されている有料の気象サービスです。

「高尾山からエベレストまで」。アライテントの「ヒマラヤでもウラヤマでも」を思い出すキャッチコピーです。

yamatenki.co.jp

月額300円ほどですが、信頼性のある、きちんとした予報が得られます。もともと山岳気象は予測が難しいだけに、翌日・翌々日までの予報となりますが、山行直前の判断はできるかと思いますし、山の中でも予報メールが受信できれば役に立ちます。

また、他にも山の天気を謳っているサイトもありますが、基本的には近くの通常の天気をベースにして機械的に出しているようですので、その特性を理解して、参考程度にとどめておいた方が良いかと思います。

tenki.jpのの山の天気は、夏山シーズンには一部山小屋の観測データを元にした予報が出ますので、そちらは精度が高いかもしれません。

www.tenki.jp

 

あとこちらが有名ですかね。通称「てんくら」。

tenkura.n-kishou.co.jp

 

実際、自分で天気図を見て判断した方が実際の天気に近かったことが多くあります。

 

登山のリスクとして、低体温症、雪崩、遭難など気象リスクは大きいですので、勉強して天気を判断できるようになりたいですね。

 

あ、女心に関しては永遠の謎ということで。。