ヘッドライトの新旧交代(2016年版)
(2020.5.9更新: https化に伴い、一部リンク等を更新/削除しました)
こんにちは。
今年の初めに書いたこちらの記事が、ずっと当ブログのアクセスランキング1位を保っているようで。
ご存知かもしれませんが、Black Diamond(ブラックダイヤモンド)社からは今年新モデルが発売されており、早くも記事が古い内容になってしまっておりました。
そのまま放置する訳にもいかないと思い・・・
こちらを購入。2016年モデルのSPOTです。
全くデザインもリニューアルしました。
カラーは全5色ありますが、アルミニウムを選択。
ざっと分かる機能的な変更点は、
・明るさが130ルーメンから200ルーメンへ
・防水性能がIPX4からIPX8へ
というところでしょうか。
ワンタッチで最大照度となるPOWER TAPやレッドLED、ロック機能、ディミング(明るさ調整)、ストロボなどの基本機能は変わっていません。
重さは単4電池3本込みで88g。
メーカー(代理店)の製品紹介サイトはこちら。
http://www.lostarrow.co.jp/CGI/products/detail.cgi?seq=000609
並べてみるとこんな感じ。(左:旧モデル 右:2016モデル)
昔のはガンダムっぽい感じでしたが、四角い普通の?感じになりました。
素材も旧モデルの白い部分はプラスチックの少し安い感じでしたが、新モデルはラバー系の塗装がされているようで良い感じです。
正面から。
斜め上。
上から。旧モデルではザックに入れておくとロックしているにも関わらず、勝手に点いてしまう(長押しだけで解除されてしまうので)ことがよくあり、ミニタッパーに入れていたわけですが、原因としてはボタンが出っ張っていたことがあると思います。
新モデルは飛び出ていないため、勝手に電源が入ってしまうリスクは減少したように思います。
メインLEDの明るさ比較。左:旧モデル、右:新モデル(以下同様です)
フルパワーです。旧モデルはメインLEDのみですが、新モデルの場合は、フルパワーでメイン・サブ両方のLEDが点灯します。
旧モデルは真ん中あたりが黄色く見えるのが気になりますが、新モデルは綺麗なホワイトです。多少新モデルの方が明るいでしょうか。
こちらはサブLEDのみの場合。混ざってしまいよくわかりませんが、そこまでの差はなさそうです。
赤LED。こちらも比較に適さない写真になってしまいました。
が、旧モデルは割と中央に集光されて全体がわかりづらかったのですが、新モデルは光を拡散させるようになっており、広い範囲を確認できるようになったと思います。使い勝手が良いのは新モデルです。
また防水性能ですが、旧モデルのIPX4は防沫形(あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない)ですが、新モデルはIPX8の水中型(継続的に水没しても内部に浸水しない)となっています。この違いによる安心感はかなりあると思います。ですが、電池ボックスには旧モデルと同様、パッキンなどもなく不安になってしまいますが、販売代理店のサイトには、
電池ボックス内に水が浸入しても正常に作動するように設計されています。
雨天使用後や水没後は電池ボックスを開け、電池を取り出し、十分に乾燥させてください。
http://www.lostarrow.co.jp/CGI/products/detail.cgi?seq=000609
とあり、水が入っても問題なく動作するということです。
着実に進化を遂げるBlack Diamondのヘッドライトです。
(毎年モデルチェンジされると困るな・・・)
夏休み・大レット4日間(後編)
前回に続き、夏休みに大キレットへ行ってきた件。こちらは後編となります。
前編の記事はこちら。
3日目の朝です。
小屋の近くの常念平でご来光を待つ人々。
5:11頃、ご来光です。
槍も綺麗に見えます。
富士山が遠くにうっすら。
北穂高〜大キレットもモルゲンロート(朝焼け)に染まっています。
実はご来光を拝んでいる時に、オコジョが現れたということで声が上がりました。
わたくし、まだ一度もオコジョを見たことがなく、慌てて見に行ったのですが、その時にはどこかへ隠れてしまい。。。
前日山小屋でテン場の手続きをした時に、オコジョの写真が飾ってあり、ぜひ見たいなと思っていたところだったのに。残念でした。
テン場に戻ると、笠ヶ岳方面の稜線が現れていました。

6:30 いよいよ出発です。
山荘から程なく、急な下りが始まります。
キレットが一望できます。
以前常念から見た槍ヶ岳〜前穂高岳の稜線。この大キレットを通過します。
よく雑誌でも出てくる南岳の長いハシゴ。
どんどん下っていきます。
南岳方面を振り返ると、結構な場所ですね。
どこを降りてきたかさっぱり。。。
7:50 通過に一生懸命で、気づけば長谷川ピーク。
調べて分かったのですが、ハセツネ(長谷川恒男)さんから取ったのではなく、ここで遭難した学生さんの名前からこう呼ばれているとのこと。
その先は・・・
馬の背と呼ばれる場所です。
確かに両側が切れ落ちていたのですが、、、私は虫(コバエ?ハチ?)がたくさんいたのが気になって気になって、そっちばかり目がいっていました(笑)
8:15 そうしてあっという間にA沢のコル。この先に飛騨泣きがあるのですが、通りすぎて気づきました。
ちなみにヘルメットはグリベルのサラマンダーXL。頭の大きい人御用達です。販売終了の噂がありましたがどうなりましたでしょうか。元々入荷が少ないのか、欠品しがちでしたが。。
キレットの核心部は通過しましたかね。
馬の背に取り付いています。こう見ると怖い場所です。
最後の北穂への登り。標高差200mくらいでしょうか。一気に登ります。
10:00 そして北穂小屋に到着です。通過に3.5時間。CT通りです。
そして気づけばガスってきました。
ブロッケンが見れました。
写真などは取っていなかったのですが、キレットの途中で先方に滑落者がおり、パーティの方によれば100mほど滑落したが意識はあり動いているとのこと。ヘリも北穂高小屋経由で救助要請ができたようで、ガスの中岐阜県警のヘリが何度か収容をトライしていました。特にその後記事にもなっていなかったようですので、無事だったかと思います。
やはりキレットは危険なところであると改めて感じました。
北穂高小屋で小休憩し、10:45出発。小屋のすぐ上が北穂高岳の山頂です。3,106m
北穂高〜涸沢岳の間の方が岩が崩れやすく、またスタンスの確保がしづらい場所が多く、実は大変でした。
下の写真は全然平気なところですが。。。
最低コル。
涸沢が見えます。
13:15 涸沢岳。3,110m
13:40 そしてやっと、穂高岳山荘到着です。
奥穂高岳への取り付き。
石畳と石のテーブル・ベンチ。とても綺麗に整備されています。
お昼は味噌ラーメンをいただきます。
この日は奥穂高岳山荘のテン場の予定でしたが、夕方から雨予報だったことと、前日の南岳小屋の稜線泊が思ったより寒く、雨+寒さ+結露との戦いは辛いとの判断で、安心の山小屋泊へ変更(^^;
二食付き9,800円。そしてクレジットカード利用(square決済)。ありがたやー。
夕飯も美味しかったです。
夜は部屋がとても蒸し暑くて、みんな布団をかぶらず、汗をかきながら横になっていました。私も外で体を冷やしては布団に戻りを繰り返し、やっと夜中涼しくなってきて寝付けました。この辺りの温度調節は、大部屋は難しいところ。個室だったら窓開けちゃえば外は寒いくらいなのに。
そんなこんなで最終日、4日目の朝。予報通り雨となってしまいました。
ありがたく朝食をいただきます。
6:30 そして雨の中出発。本来の予定は奥穂高岳〜吊尾根〜前穂高岳〜岳沢〜上高地の予定でしたが、このガスの中では眺望も望めず、より安全な涸沢経由を選択。
ザイテングラートを通り(写真は撮り忘れ)、7:45 涸沢小屋に到着。
テン場はまだらです。
ザイテン方面はガスの中。
涸沢小屋を出発し、横尾へ向けて下っていきます。
途中崩壊地があり、2016年6月に崩れた場所です。
まだ安定していない場所も多いと思われ、「休まず進め」との看板が。
崩壊後涸沢の山小屋の方々がすぐに通行できるよう修復されたそうです。
8:55 本谷橋まで降りてきました。ここまでくれば一安心。
よりなだらかな下りとなります。
屏風岩方面。相変わらずガスです。
9:40 3日前に見た横尾大橋まで戻ってきました。
小休憩をして徳沢へ。
10:30 徳沢では懲りずにまたソフトクリームを。(ここでのアイスクリームは義務だと思っておりますので・・・)
11:50 河童橋に到着。お疲れ様でした。
この後、上高地アルペンホテルにて入浴し、バスターミナル2階のレストランでお昼やビールなどをいただきました。
帰りバスは、奮発して15:30発の東京駅行き3列シート。
ブレてしまいましたが・・・毛布あり、電源あり、スリッパあり、リクライニングもかなり倒れる快適シート。
東京行きは3列シートの車両しかありませんが、新宿行きでは3列(グリーン)と4列(スタンダード)があり、差額は1,800円です。往復で3,600円の差額が高いか安いかですが、私は十分に価値はあると思いました。特に往路(都内→上高地)の3列シートはすぐ満席になるのもうなづけます。一人で乗車してお隣さんが気になって眠れないような方は最適でしょう。
今回は新規百名山はありませんでしたので、槍と穂高岳の間にキレットのバッジをつけました。
という訳で今年の夏休みはおしまいです。
実際のところは、もっぱら夏休みとも関係なく山へ行っているのですが^^;
《今回の撮影機材等》
夏休み・大レット4日間(前編)
こんにちは。あっという間に9月ですね。
八ヶ岳へ行きましたが、
yamasora.hatenablog.jp
夏休みを取って、長期縦走することを思い立ちました。
候補としては、北アルプスの西側を攻めようと思い、薬師岳、雲ノ平、黒部五郎、鷲羽岳などなど まだ行ったことのない山域に行くつもりで6日間の休みを取っていたのですが、なんとなくテンションが上がらず。
どうしようかと思っている中で、ふと思ったのです。「大キレットへ行こう」と。刺激的な山行をしたかったのですね。
本当は、昨年一緒に剱岳に登った友人と行こうという話をしていたのですが、、、彼はカレンダー通りにしか休めなくなってしまい、長い連休の少ない今年は行けそうになかったのです。
そういうこともあって、一応「下見」ということにして行くことにしました(笑)
※大キレット~涸沢岳は一般縦走路では難路とされており、滑落など死亡者が毎年出る場所です。奥穂高岳~前穂高岳間も同等に難易度の高いコースです。十分な経験が必要ですので自分のスキルと相談の上トライしてください。
《今回の予定ルート》
1日目 上高地-明神-徳沢-横尾-槍沢-ババ平キャンプ場(泊) 14.6km
2日目 ババ平-大曲-槍ヶ岳-大喰岳-中岳-南岳-南岳小屋テン場(泊) 7.6km
3日目 南岳小屋-大キレット-北穂高岳-涸沢槍-涸沢岳-奥穂高岳山荘テン場(泊) 3.2km
4日目 奥穂高岳山荘-奥穂高岳-吊尾根-前穂高岳-岳沢-上高地 7.8km
今回のルートは結構ベタなコースで、新穂高からの入山も考えたのですが、さわやか信州号は路線バス扱いのため、急な天候不良などでもキャンセルがしやすく、またウェブからの予約に対応していることが便利なため、上高地からとしました。
前編では2日目までを書きたいと思います。
今回の旅はバスタ新宿からです。初めての利用です。自販機の飲み物は冷えておらず、コンビニもなく、、、噂通り運営改善が必要そうです。
往路はスタンダードの4列シートです。平日なのに満席で、お隣さんもいました。
5時過ぎ。上高地バスターミナルに到着です。今回は普通に眠れました。
いつもは土曜日の朝に到着し、登山指導所も開いているのですが、今回は平日だからか閉まっており、人も少なめ。
ここの標高は1,505mです。
荷物はテン泊にも関わらず、30Lのカリマーridgeに無理やり詰め込んできました(ヘルメットは外付けですが)。キレット通過ということで、軽量化を図っています。
5:45 早速バスターミナルを出発です。
朝の河童橋。
岳沢方面。ここから3日後に下山してくる予定です。
しばらくは歩き慣れた広い林道。白い砂です。
6:30 明神に到着。コースタイムで約1時間ごとに山荘(休憩施設)があるので歩き易い。
ここから左に折れると穂高神社奥宮があります。
次の徳沢まで3.4kmですか。
赤い実がなっていて、少しずつ秋っぽさを感じます。
梓川の広い河原です。ところどころ工事車両や工事用道路が見えます。
徳沢です。気持ちの良い芝生のテン場。一度は泊まってみたい。
ここはソフトクリームが名物。周りの人たちが朝から食べているので、私も負けずに食べます。
8:35 更に進み、横尾着。標高1,620m。この横尾大橋を渡ると涸沢方面です。
涸沢方面へ荷揚げをするヘリが見えます。
横尾からは林道から登山道といった趣になりますが、まだ川沿いで登りはあまりほとんどありません。
苔むした沢。
梓川も川幅が狭くなってきました。
二ノ股の橋は仮設です。
もうすぐ槍沢ロッヂです。頑張ろう。
10:30 槍沢ロッヂの写真は撮り忘れ。お昼のカレーを頂きます。
テン場はこの先ですが、利用料金はここで支払います。ジュースとチューハイもここで調達してテン場へ。
11:35 早くも1日目の目的地、ババ平キャンプ場に到着です。標高1,990m
まだ到着した人も少なく。モンベル U.L.ドームシェルターを設置します。
日が差すとテントの中も暑いです。
しばらくすると、槍ヶ岳方面から遭対協(遭難対策協議会)と思われる方が急病人を背負い搬送で降ろしてきました。がヘリコプターが来てくれることになったようで、長野県警のヘリコプターが近くの開けた場所へやってきました。
そのあと続々とテントが増え、
ババ平キャンプ場 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
日の入りと共に就寝。
ちなみに上のTHETAの写真に写っていますが、トイレと水場が綺麗になっています。夜は明かりまで点灯します。
〜〜〜〜〜〜〜〜
そして2日目の朝。良い天気です。5:45出発。
日の当たる場所へ出てきました。
やっと槍の穂先が顔を出しました。
8:45 播隆窟。槍ヶ岳を開山したと言われる播隆上人が宿泊に利用したとされています。
どんどん登っていきます。ババ平は1,990mですから槍ヶ岳山頂までは標高差1,000m以上あります。
左に槍ヶ岳山荘、右に殺生ヒュッテ。日本のマッターホルンという名にふさわしい山容です。
ここを登り切れば山荘です。
ここへも荷揚げヘリが。
9:40 槍ヶ岳山荘に到着です。少し休んで槍ヶ岳山頂へと挑みます。
また荷揚げヘリです。今回はトイレのカートリッジを揚げてきたようです。こういった努力で山小屋が保たれているんですね。
さて槍ヶ岳に取り付きます。
遠くから見るとなかなかですが、実際はそんなに難しいところはないと思います。高度感はそれなりですので、高所恐怖症の方は大変かもしれませんが。。
小槍です。アルプス一万尺にも出てきますね。
だいぶ登ってきました。
最後の2段ハシゴ。
10:25 3回目の山頂到着!
槍ヶ岳山頂 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
降りていきます。混雑時に渋滞しないよう、下のルートはある程度分離されています。
11:35 槍ヶ岳キャンプ場を通過して南岳方面へ。
飛騨乗越。ここは日本一高い峠だそうです。
12:00 大喰岳。だいぶガスが出てきました。
中岳。
13:35 南岳
南岳小屋が見えてきました。
13:45 南岳小屋到着です。
テントは5張くらいでしょうか。人も少ないので、小屋の目の前のテーブル前に張らせていただきます。
小屋で購入した五一わいんとチーズクラッカー。
眺望がないですね。
キレットに掛かっていたハシゴがありました。雪や落石で曲がったのだそうです。
夕飯です。
ウイスキーは白州です。
少し雲の間から夕焼けが。
キレット方面もガスが掛かってます。
夜。綺麗な星空が出てきました。明日も晴れるかな?
南岳・獅子鼻展望台より満天の星空 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
いよいよ明日は、大キレットへ挑みます!!
後編はこちら↓
《今回の撮影機材》
ソニー山ラジオ ICF-R354M
こんにちは。
最近少しずつUL(=ウルトラライト)化計画を進めています。
とは言っても、ULブランドとかを買ってたり、バーナーをアルコールバーナーにするとか、そこまではやってないのですが。
ある程度快適性を保った中で、極力コンパクトにしていきたいと思っています。
一方で、みんなでガヤガヤ行く時は鍋や食材を背負っていくことも厭わない。
そんなのって、良いじゃないですか。
という前置きはさておき、ラジオもこれまでの普通の?ものから買い換えました。
これには、充電池+充電スタンド付きモデルもあります。
ソニー FM/AM PLLシンセサイザーラジオ 充電スタンド付 ICF-R354MK
- 出版社/メーカー: ソニー
- 発売日: 2015/07/11
- メディア: エレクトロニクス
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パッケージはこんな感じ。
内容物ですが、本体及びケース。
旧モデルはキャリングケースも付いていたそうです。省略された分、少し安価になったのでしょうか。
右側にジョグレバーがついています。昔の携帯に良く付いてましたね。ジョグダイヤルという「クルクルピッピ」というのもありましたが。個人的には好きだったんですけどね。
それからマニュアル類。写っていないですが、イヤホンのイヤーパッドとマンガン乾電池が付いています。電池は単4型電池1本です。AMであれば72時間持つそう。
このラジオの特徴は、全国のエリアを選ぶことで、簡単に選局できることです。
通常のエリア(スーパーコールエリア)一覧は本体裏に印字されています。
14の地域及びJR(新幹線ですね)に対応しています。
一方山エリアはマニュアル及び別紙にしか記載がありません。
以前はカード形式で付いていたようですが。。
「日本百名山を含む117山を20のエリアに分割」しているそうです。
山域をまたぐことはないと思いますので、出かける前にセットすれば良いのですが、忘れた時は。。。
まあ本体の裏のエリアでもきっとある程度使えるようなきがしますが、どうなんでしょう。なお山エリアモードでの受信時は、FMは入らないとのこと。
肝心の感度ですが、AMは内蔵の大型フェライトバーアンテナで高感度だそうです。
FMは、イヤホンを引き出すことでアンテナになります。
どちらも、スカイツリーから割と近いので何とも言えませんが、室内でも問題なく聴こえます。
重さは、ICF-R354Mは電池込み82g。
これまで使っていたICF-50V(旧モデル。アナログ選局)は115g。
重さは30gほど削減。体積的には1/3くらいでしょうか。
こちらがこれまで使ってきたラジオの現行モデル。安いし壊れにくく、電波もまあ問題なく入りますし、コスパに優れると思います。
SONY FM/AMハンディーポータブルラジオ ホワイト ICF-51/W
- 出版社/メーカー: ソニー
- 発売日: 2010/02/10
- メディア: エレクトロニクス
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山の中では周りに迷惑をかけないようイヤホンを使った方が良い場面が多いのですが、ケーブルが切れてしまいそうでちょっと怖いですね。まあ世代を重ねたモデルなので耐久性はあると思いたいのですが。。。
今後山中で利用して気づいたことがあれば報告したいと思います。
(2016/9/3追記)
北アルプスで利用してみました。プリセットされた放送局が必ずしも入る訳ではないので、入るところを探そうとするとデジタルは面倒だと感じました(オートスキャンもないので)。とりあえずダイヤルを回して入る局を探すという使い方ではこれまでのアナログなチューナーの方が使い勝手は良いです。
※一番初めの画像を差し替えました。
今更ながら三脚をManfrotto PIXI から PIXI EVOへ買い替え
昨年SONYのRX100 M3を購入してから、星空を多く撮影するようになりました。
コンデジでありながらも素晴らしい写りで、一眼のOLYPUS PEN E-PL6は、今では特に望遠を求めるときのサブ機になってしまっています。
燕山荘にて
西穂山荘にて
入笠山にて
冷池山荘にて
やはりどんなカメラでも手ブレは禁物ですが、三脚はかさばるので極力コンパクトなものが良いのですが、1,000円とか2,000円の華奢なものは安定さに欠け、ブレの原因となってしまいます。
ManfrottoのPIXIはがっしりとしていて安定しており、安心して使えます。
Manfrotto ミニ三脚 PIXI ブラック MTPIXI-B
- 出版社/メーカー: マンフロット
- 発売日: 2013/07/11
- メディア: エレクトロニクス
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いつもこんな感じで撮影しており、三脚部分を畳むとグリップとして動画撮影の際に使えたりします。
ただ星空撮影での難点があり、、、それは、真上に向けられない、ということです。
上記写真のポジションが上向きの限度であり、それ以上に向けることはできません。
つまり、それは縦位置での撮影もできないということでもあります。
昨年出たニューモデルの「PIXI EVO」は、EVO=EVOLUTIONの名の通り、進化を遂げており、遅ればせながら購入してみました。
左がPIXI、右がPIXI EVOです。大きさが一回り大きくなりました。重さは公称70gアップですが、耐荷重も増え、一眼でも使いやすくなったのではないでしょうか。
PIXI・・・・重さ190g、最大耐荷重1kg
PIXI EVO・・・・重さ260g、最大耐荷重2.5kg
↓発売されて約1年経っています。
Manfrotto ミニ三脚 PIXIシリーズ PIXI EVO ボール雲台 ブラック MTPIXIEVO-BK
- 出版社/メーカー: マンフロット
- 発売日: 2015/10/29
- メディア: Camera
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PIXI EVOであればもちろん、真上を向けることができます。
縦位置も可能です。
更に、脚を伸ばすことができます。(5段階)
脚を広げて、ローアングルにすることもできます。
ということで、痒いところに手が届く製品に仕上がっています。
まだ山デビューはさせていませんが、活用していきたいと思います。
また、Manfrotto純正のスマホホルダーも購入しました。
こちらはスマホでタイムラプスを撮ったりする時に便利そうですね!
幅8.35mmのスマホまで対応とのことで、Xperia Z5も問題なく挟めました。
100均でも同じようなものが買えるので、割高には感じますが、、
ということで、よかったら是非お試しください!
祝・第1回山の日!そうだ、山へ行こう。
いやー嬉しいですね。
今年から祝日が1日増えました。そう、山の日です。
IT系の会社や企業の情シスさんなんかは、システムの対応大変だったりしたかもしれないですね。まあ、知名度不足なのか、「こんなところに休みあったっけ?」って言っている人もいましたが。。
それはともかく、山の日に山に行かない訳にはいきません。祝日法にも「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことが趣旨とされていることですし。
今回は、友人知人を中心にFBでグループを作っている「山の会(仮)」メンバーで南八ヶ岳は赤岳を目指すことにしました。
このメンバーで去年から活動していますが、あまり山に登ったことがない人も多く、少しずつステップアップを目指していて、八ヶ岳はちょっとチェレンジングな企画ですが、スキルはこれでかなり上がることと思います。
私自身は、夏の南八ヶ岳は3年ぶり。赤岳は去年の3月に冬山を登っています。
今回は、レンタカーで都内を出発。美濃戸口から林道を走り、途中のやまのこ村という山荘の駐車場に車を止めて5:30くらいに出発です。
駐車場は1日1,000円で、予約&郵便振替で確保しておきました。
しばらくはまだ車が入れるため、広い道が続きます。
八ヶ岳らしい苔むした森。
赤岳というだけあって、川も赤いです。
途中赤岳鉱泉を経由して、硫黄岳方面へどんどん高度を稼いでいきます。
硫黄岳のなだらかな稜線が見えてきました。小さくケルンも見えます。
赤岩の頭。左が硫黄岳山頂です。
もうすぐ硫黄岳山頂。
着いた!向こう側は切れたった崖になっています。
これは爆裂火口といって、噴火で吹き飛ばされた火口ということです。
すごいところにケルンと登山者。遠くは根石岳から北八ヶ岳方面でしょうか。
硫黄岳のなだらかで広い山頂を進みます。ガスった時に遭難しないよう、一定間隔でケルンがあるようです。
硫黄岳山荘(写真右)で昼食を摂ったあと、横岳方面へ登っていきます。
コマクサの群生地です。燕岳に負けないほどたくさん咲いています。
横岳の稜線。このあたりからかなりアップダウンが続きます。
3年前のことはあまり覚えていない。。。
みんなで頑張ってクサリ場やハシゴを超えていきます。
高山植物が励ましてくれます。
赤岳展望荘が見えた!がかなりガスってます。。
休憩していると現れたイワヒバリさん。逃げずに近くをウロウロ。
着いた!赤岳天望荘です。
ご飯はビュッフェ形式。なぜか取る順番がデザート(杏仁豆腐、ミックスフルーツ)からです。おかずのお肉をいっぱい取られないようにかな?炊き込みご飯と豚汁も美味しい。
この後日の入を見る予定でしたが、ずっとガスの中。
日テレのnews every. の取材スタッフが学生のボッカを雇ってドローンを運び上げていたのですが、全然ダメでした。中継だけしたようですが。
夜の星空も全然ダメ。1年前は燕岳で堪能したペルセウス座流星群も、8/12に極大を迎えるということで期待していたのですが・・・
という訳で期待半分、朝起きてみると・・・
見事な雲海!
富士山もはっきりと見えます。
地蔵の頭あたりにもご来光待ちの登山者が。
昨日の日テレドローンも飛んでました。
ちゃんと見なかったけど、DJIのInspire 1だったかな?
雲が明るく輝いてきました。
そしてご来光。
iPhoneのタイムラプスで。
ご来光の後は、朝食。こちらもビュッフェ形式で食べ放題。
今日も快晴です!
これから赤岳山頂を目指すはずが、残念ながら今回はお預け。理由は後ほど。。。
コース変更して、地蔵尾根を下っていきます。急登でガレて今すが、整備されています。
一気に下り、行者小屋で休憩。
登山道を下って駐車場まで戻りました。
さて、今回赤岳を諦めた理由は。。。
今回初参加メンバーが借りてきた登山靴がパックリ。完全にアウトソールが剥がれてしまいました。
加水分解で起きる現象で、数年経てばどんな登山靴でもリスクがあるわけですが、なかなか事前にここまで注意できないですね。
という訳で応急処置の絵。
ダクトテープ+結束バンドでつま先を止め、かかと部分は細引きで足首との間を結びました。ダクトテープはあまり意味がなかったようですが、結束バンドと細引きはなかなかの仕事をしてくれました。
エマージェンシーキット、レスキューキットは、何があっても良いようにグループ登山の場合は合計1kgくらいをいつも持って行くことにしているのですが、役に立ちました。やはり備えあれば憂いなし、ですね。
そんな訳で応急処置の経験ができた今回の山行ですが、初めての登山で辛い思い出となってしまったかもしれません。。次回は楽しい山にしたいと思います!!
《今回の機材》
(おまけ)
行者小屋番長カモシーなるキャラクターがいるのですが、なかなかシュールです(笑)
Tシャツ買ってきちゃいました。
百名山34座目・鹿島槍ヶ岳
みなさんこんにちは。
最近山での行動食にゼリービーンズを食べるのが個人的に流行っているyamasoraです。ポイフルとかね。
夏山シーズン真っ盛り。お盆も過ぎてじわじわと秋がやってきつつありますが、下界では猛暑が続いています。
先月は百名山の霧ヶ峰や蓼科山に登ってきましたが、夏は迷いなく北アルプス!ということで、最初の週末に鹿島槍ヶ岳を攻めてきました。
今回は久しぶりにムーンライト信州での移動を選択。立川から青春18きっぷです。
旧「あさま」仕様の国鉄189系電車。
車内は、やはり登山客で混雑していたのですが・・・・
電気って消えないんだっけ。。。。。
蒸し熱い。。。。
眠れない。。。
そんな感じで。
ムーンライト信州は松本を過ぎ、北アルプスの山々を左手に進んで行きました。
信濃大町5:11着。
トイレに寄って5:30発扇沢6:10着のバスに乗ろうと思ったのですが、4人であればタクシーでもそんなに金額が変わらないことが分かり、タクシーへ変更。
運転が好きでタクシー運転手になったという運ちゃんのマシンガントークに辟易しつつ、バスの人たちより一足お先に爺ヶ岳登山口へ到着。
ここには登山相談所が開設されていて、登山届の指導をしていました。
私達は「コンパス」で提出していたのですが、入山者のカウントや何かあった時にということで、名前と人数程度だけ記載して提出。
この登山道は柏原新道という名前で、種池山荘の二代目オーナーが切り開いたそう。確かに整備されており登りやすい登山道。とはいえ標高差1,000mあるコースです。しばらく九十九折の登山道を登っていくと、稜線が近づいてきます。
扇沢駅が眼下に見えます。ここから関電トロリーバスに乗ると黒部ダム。
遠くに種池山荘が見えてきました。がまだまだ遠いです。
実は昨晩のムーンライト信州で眠れなかったせいで体調を崩し、メンバーに荷物を持ってもらいながらなんとか登ってきました。CT約4時間のところを5時間かけて登ってきました。。この時、もう種池山荘でテン泊でいいや、と思ってました。。。
グロッキーだったため、種池山荘の写真はこれだけ。。
お昼を少し食べて、ポカリを買ってがぶ飲みして休んでいると、ちょっとずつ調子が戻ってきました。。
ということで、力を出して爺ヶ岳へ。手前は南峰。左手に見えているのが中峰でしょうか。少し先に北峰もあります。少しガスが出てきてますがここから稜線歩き。気持ちよく行けそうです。
爺ヶ岳南峰山頂。
三角点タッチ。
中峰から鹿島槍ヶ岳方面。少しガスってます。
あ、ライチョウだ!遠くで微動だにせず。「ボーリングのピンじゃないの」と言われてしまいました・・・(^^;
冷池山荘の写真も撮り忘れ、そのままテン場へ。歩いて7分くらい登ったところにあり、水を汲んだりトイレに行くには小屋まで下らないといけないため。一苦労。
更に石の多いテン場は混雑していて、場所の確保にまた一苦労。
やっと夜ご飯。Johnsonvilleのスモークウインナーを焼きます。
鍋はSEA TO SUMMITのX-ポット2.8Lで。大人数での自炊山行には役に立ちます。
SEA TO SUMMIT(シートゥサミット) クッカー X-ポット2.8L 660ブルー 1700462
- 出版社/メーカー: SEA TO SUMMIT(シートゥサミット)
- メディア: スポーツ用品
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遠くはガスってしまいましたが、皆さん思い思いの時間を過ごしています。
そして夜。
天の川。
翌朝。ご来光を待っている山荘宿泊者。
そしてご来光。
今回はモンベルのアウトレットで購入した、U.L.ドームシェルター2型(旧型)をデビューさせました。やっぱ結露がすごい。透湿性がないからなのか、シングルウォールだからなのかは、比較対象がないため不明。レビュー記事は別途書きます。
↓こちらは2016新型。
鹿島槍ヶ岳目指して登っていきます。
途中の写真はなく(笑)、すぐ山頂に到着。双耳峰ですが、ここは南峰。
ここから先はヘルメット着用奨励山域で、八峰キレットが待ち受けています。その先は五竜岳へと続いています。そのため北峰まで行かず、今回はここまでとしました。
RICOH THETAにて。
鹿島槍ヶ岳山頂 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
三角点タッチ。
元来た道を戻っていきます。
この後テン場に戻り、冷池山荘に立ち寄り赤岩尾根経由で大谷原へ下ったのですが、ここは急登として有名でガレ場あり、ハシゴあり、階段ありと中々の強者で、ここも写真を撮るのを忘れてました(^^;
大谷原ではタクシーを拾うのですが、冷池山荘で予約が可能です。
この日は登山客で混んでいたようで、お願いしていた14時から20分ほど過ぎて到着。大町温泉郷でお風呂及びご飯・打ち上げをして高速バスで新宿へ戻りました。。
久しぶりの北アルプステン泊、ちょっとしんどかったです(笑)
《今回の撮影機材》
RICOH デジタルカメラ RICOH THETA S 360°全天球カメラ 910720
- 出版社/メーカー: リコー
- 発売日: 2015/10/23
- メディア: エレクトロニクス
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